|
JIA 建築士法改正で緊急提言 構造・設備で専門資格創設など4事項提案20060629建設工業
日本建築家協会(JIA、仙田満会長)は28日、建築士法の改正に向けた緊急提言を発表した。現行の建築士法が抱えるさまざまな課題を解決するため、構造技術者と設備技術者の専門資格を創設するのと同時に、各専門資格者を統括できる建築士を認定するなど、四つの改正事項を提案した。今後、衆参両院の国土交通委員会委員や関係機関に提言書を配布するなどして、建築士法の抜本改正に理解を求めていく。
今回の緊急提言でJIAは、現行建築士法の問題として、建築家と技術者の役割が明確でないことや、建築士の数が多く過当競争を招いている点などを指摘。その上で▽構造技術者、設備技術者の専門資格を創設▽統括する建築士の資格を認定▽建築士と技術者の登録更新制導入▽設計・監理業務と施工業務の独立性確保−の必要性を示した。
さらに、賠償保険制度の整備・充実、金融機関を参入させた消費者保護の社会システム整備、設計入札の廃止、建築確認の単体規定審査を民間に委ねるなど六つの改善事項も盛り込み、それぞれの必要性について解説している。
|