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日本道路 小粒径薄層SMAを多機能化 排水性舗装と類似効果 切削せずオーバーレイ可能20060629建設工業
日本道路は、多機能型の小粒径薄層マスチック舗装(SMA)を開発した。骨材粒度をやや粗めにし、すき間(空げき)をつくり出すことで、表面に凹凸を形成。これにより、雨水が表面にたまることで起こる水はねや水光りを低減するなど、排水性舗装に類似した効果が得られる。20〜25ミリメートル程度の薄層となるので、切削せずに既設舗装面へのオーバーレイが可能だ。同社は低コストで既設道路の付加価値を高める同舗装を、自治体が管理する道路などをターゲットに提案していく。
骨材の最大粒径を5ミリメートルとした小粒径薄層SMAは、橋面舗装の防水層に使われるのが一般的。同社では用途を拡大するために、骨材粒度や空げき率を変化させ、表層としての機能を付加できるような配合方法を検討した。
検討の結果、表面に凹凸を形成するほか、耐久性を高めるために気象条件や交通条件に応じてバインダー(改質アスファルト)を変更するようにした。これにより従来排水性舗装の適用が難しかった個所にも適用でき、表層の空げき率を高めた効果で、水はねや水光りの防止、タイヤ・路面騒音の低減など、排水性舗装に近い機能を付加できるようにした。
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