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汚泥施設談合にからみ汚職 元阪南市議ら5人逮捕20060713読売
大阪府阪南市の汚泥・し尿処理施設入札を巡る談合事件に絡み、プラントメーカー「荏原製作所」(東京)の担当者からの依頼で、受注に便宜を図る見返りに1億1000万円の収受を約束したとして、大阪地検特捜部は12日、同市の元市議・慶田浩容疑者(63)ら2人を収賄容疑で、荏原製作所の担当者3人を贈賄容疑でそれぞれ逮捕、同社大阪支社(大阪市北区)などを捜索した。メーカー11社と担当者が独占禁止法違反(不当な取引制限)罪で起訴された談合事件は、汚職事件に発展した。
調べでは、慶田容疑者と、収賄容疑の共犯で、ブローカーとしてメーカー間の受注調整をしていた土木工事会社役員・涌田(わくた)良明被告(72)(恐喝罪などで起訴)は昨年1月、工事を荏原製作所に落札させるため、請負契約の締結などで有利な取り計らいをする報酬として、1億1000万円を支払うよう当時の同社営業部長・長谷川雅則被告(57)(独禁法違反罪で起訴)らに要求、約束させた疑い。
入札は昨年2月7日に行われ、同社が、予定価格の94・8%にあたる20億4000万円で落札、同月18日に市と受注契約を結んだ。
調べに対し、慶田容疑者は「涌田被告から数百万円を受け取ったが、それ以外のことは覚えていない」と供述。涌田被告は「約束はしたが、慶田容疑者と共謀していない」と否認。長谷川被告は「約束をした」と容疑を認めているという。
1億1000万円は、数回に分けて、涌田被告側に全額が支払われたといい、特捜部は一部が慶田容疑者に流れたとみている。このうち、慶田容疑者の親族が経営する土木工事会社に、涌田被告から、知人宅の造園工事代金として500万円が支払われていたことも判明した。
収賄罪は、構成要件として公務員が職務に関し、わいろを収受、要求、約束した時と規定。今回、1億1000万円が、慶田容疑者だけでなく、涌田被告を介して他にも流れた可能性があり、特捜部は、約束の時点で犯罪が成立したと判断した。涌田被告は公務員ではないが、収賄行為に加担したとして、「身分なき共犯」とされた。
同市では、予定価格1億5000万円以上の工事契約は議会の承認が必要で、特捜部は、涌田被告が、当時市議会副議長だった慶田容疑者に議会での多数派工作を依頼したとみている。
慶田容疑者は、1989年に初当選。昨年9月に落選するまで連続4回当選し、議長も務めた。他に贈賄容疑で逮捕されたのは、荏原製作所大阪支社営業部長・柳樂(なぎら)知夫(56)、同副部長・辻田均(50)両容疑者(肩書はいずれも当時)。
荏原製作所広報室の話「会社として大変驚いている。捜査に全面的に協力し、事実関係については捜査の推移を見守りたい」
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泉佐野、阪南市議の汚職や企業との癒着は氷山の一角と地元民はよく聞く。
2019/8/21(水) 午後 6:16 [ kuya728 ]