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神奈川大学 次期排出ガス規制をクリアするスーパー・エマルション燃料を開発20060713日経
神奈川大学産官学連携プロジェクト
NOxやPM、CO2など有害ガス排出量の大幅削減を実証!
未来環境をひらくテクノロジー 三相乳化技術の研究・開発に成功!
京都議定書の目標達成に大きく寄与する"未来環境対応型"スーパー・エマルション燃料を開発
〜世界で初めて、界面活性剤を必要としない新乳化技術により実現、実用化へ〜
学校法人神奈川大学(理事長・白井宏尚)の産官学連携プロジェクトチームでは、中心メンバーである工学部田嶋和夫教授の「三相乳化技術」の研究・開発により、国土交通省の次期排出ガス規制をクリアする画期的なスーパー・エマルション燃料を開発し、実車を使った実証実験等により、その環境効果・効能を確認しました。
本年10月1日より順次適用される本規制は、世界で最も厳しいレベルのものであり、従来規制と比較し、窒素酸化物(NOx)で25〜43%、粒子状物質(PM)で15〜50%、炭化水素(HC)で33〜60%強化されます。
これに対し、先月末に群馬県内で行った実車(30tダンプ)による実証実験、及びこれまでのバーナーやディーゼルエンジンを使った実験等により、スーパー・エマルション燃料がこれらの厳しい規制を充たすことを確認しました。次期排出ガス規制を充たすスーパー・エマルション燃料の開発は、本プロジェクトが世界初となります。
また、本燃料は環境面での優位性のみならず、燃料としての安定性、燃料消費率など多くの点で優れた性能を有しています。これらの優れた性能を持つスーパー・エマルション燃料は、本プロジェクトが開発した界面活性剤を必要としない「三相乳化技術」という新乳化技術により実現し、今回の実証実験によって実用化へ着手することになりました。本乳化技術は、エマルション燃料のほか、食品や化粧品、農薬分野などへの応用等、将来的に多くの可能性を秘めた画期的なものです。
なお、本プロジェクトの実証実験は、本学が推進する産官学連携プロジェクトの一環として、JFEエンジニアリング株式会社、及び前田建設工業株式会社のご協力を得て実施しました。
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