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2005年度末時点での橋の予防保全率は90パーセント20060712日経コンストラクション
直轄国道に架かる橋の予防保全率は,2005年度末時点で90%――。国土交通省は2006年6月30日,「平成17年度道路行政の達成度報告書・平成18年度道路行政の業績計画書」を発表。その中で,橋の補修・補強に関する2005年度の達成度と,2006年度の実施目標について明らかにした。
国交省は2005年度,劣化予測に基づく予防保全支援システムを試行的に運用したほか,橋の三大損傷(疲労,塩害,アルカリ骨材反応)への対策を重点的に実施した。特に,損傷が軽微な段階で補修する予防保全に力を入れ,175橋で対策を実施した。
その結果,2005年度末の予防保全率は,構成部材の疲労=79%,RC(鉄筋コンクリート)床版の疲労=91%,塩害=88%,アルカリ骨材反応=87%となり,全体では90%だった。
国交省では2006年度も予防保全のための対策を続け,併せて延命効果を評価できる新たな指標の開発にも取り組む。橋の予防保全率は2006年度中に96%を達成することを目標としており,2007年度までにおおむね100%に引き上げる考えだ。
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