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一括購入 リバースオークション方式を一部工事で試行 国交省20060725建設通信
国土交通省は、コスト縮減に向けた新たな資材調達方法として、一括購入方式と、リバースオークション方式を2006年度内にも一部の工事で試行する方向で検討を進めている。
同省は、両方式を21日に開いた資材に関する検討委員会の第2回会合に提示した。
委員からは「ぜひ取り組むべき」など前向きな意見が大半を占めた。今後、対象となる資材や調達方法などについて詳細な制度設計を進め、リバースオークションは早ければ今秋、一括購入方式は06年度内の試行をめざす。
一括購入方式は、発注者が特定資材を一括購入して施工者に支給する。リバースオークション方式は、工事の入札前に資材価格の見積もりを公募、審査し、最も安い価格を予定価格の積算に反映した上で、最安値を提示した業者からの資材購入を契約書で指定する。
国交省は、両方式の対象資材について「仕様材料で価格の低減が見込まれるものについて検討を進めていく」としている。また、一つの工事で複数の資材をオークションや一括購入の対象にすることも検討する。
資材コストの縮減に向けた取り組みとは、これまでにインターネットを活用した超大口取引価格の見積もり公募を試行している。ただ、04年度は試行6件すべてで応募者があったものの、実勢価格を上回るなどの理由で、いずれも予定価格への反映は見送られた経緯がある。
このため、リバースオークション方式では、契約段階で最安値を提示した者の資材を使うことを契約段階で指定し、オークション参加者のインセンティブ(優遇措置)を確保することで資材価格の低減を図る。
同省は、公共事業コスト構造改革の最終年度である07年を見据え、両方式の導入による資材費の縮減を加速させる考えだ。
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