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バリアフリー化進まず 重点社会資本整備計画フォローアップ結果20060725建設通信
国土交通省は、社会資本整備重点計画のフォローアップ結果をまとめ、6日に開いた社会資本整備審議会・交通政策審議会の計画部会に報告した。社会資本整備重点計画の34指標が設定している目標値40項目を対象に「成果があがっている」(A)、「成果があがっていない」(B)、「判断できない」(C)の3段階で評価した結果、A評価は32項目(前回31項目)で、Bが6項目(3項目)、Cが2項目(6項目)だった。
B評価を受けたのは、住宅のバリアフリー化、道路交通の死傷事故率、国際航空サービスの提供レベルを示す旅客実績と貨物実績、ふくそう海域での管制船舶の入港までの航行時間の短縮、国内航空サービスの提供レベル(旅客実績)の6つ。
このうち、住宅のバリアフリー化については、重点計画の目標年度である07年度までに約1割を達成することになっているが、03年度の実績は、初期値の00年度比0.7ポイント増の3.4%にとどまっている。
同省は住宅のバリアフリー化促進に向けた取り組みとして、引き続き補助、融資などでバリアフリー化した住宅の供給を支援するとともに、地域住宅交付金制度などで新設、既設を問わず、バリアフリー化を進めていく方針だ。
C評価は、旅客施設の段差解消と湾内青潮などの発生期間短縮の2つ。旅客施設の段差解消は、07年度7割強の目標値に対して、04年度実績は49.1%だったが、05年度実績が集計中のため、C評価となった。先の通常国会で成立したバリアフリー新法で段差解消は進むことが予測され、今後は補助・税制・融資など各種支援制度でバリアフリー化に努めていく。
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