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日本道路 トンネル内コンクリ舗装補修で新工法 わだち掘れだけ薄層施工 工費半額以下20060804建設工業

 日本道路は、トンネル内のコンクリート舗装を補修する新たな工法を開発した。冬場のチェーン走行などでわだち掘れが発生した部分だけを薄層で補修することにより、乗り心地の改善などを図る。路面切削を行って補修する他の工法に比べ、低コストで廃棄物の発生もない。専用の小型アスファルトフィニッシャーを用いる同工法は、施工編成が小規模となり、紛じんや排ガスの換気対策を要しないのも特色だ。トンネル内舗装の補修ニーズが高い積雪地帯の県道など中心に提案活動を進めていく。

 「明色トンネルシール」と名付けたこの工法では、タイヤが通過して帯状にわだち掘れが発生した部分(80センチメートル〜1・2メートル)だけを対象に、特殊なアスファルト混合物を10〜25ミリメートル程度の薄層で敷きならす。混合物には、トンネル内の視認性を確保するため、同社が独自に開発した特殊改質脱色バインダー「NDブライトHD」と白色顔料を使用することで、コンクリート舗装に近い明色性を得られるようにした。

 1日の施工量は、8時間の作業で600〜800平方メートル程度。施工単価は1平方メートルあたり3000円で、路面切削を行い再度コンクリート舗装を敷くケースなどに比べ、半額以下の価格で済む。また「わだちが発生した路面の3分の2程度だけを補修するため、他工法に比べて工事費の総額はさらに格安になる」(荒尾慶文氏技術部技術グループ課長)という。


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