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上場大手4社4・6月期連結業績 売上高トップは大成建設 鹿島が純利益200億円超20060811建設工業
大成建設、鹿島、清水建設、大林組の上場大手ゼネコン4社の06年度4〜6月期(第1四半期)連結業績が、10日出そろった。4社とも、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)を含めた詳細な四半期業績を初めて開示した。売上高は大成建設が3590億92百万円でトップとなり、9月中間期の予想に対して約46%の水準だった。利益面では、子会社がハワイに保有していたホテル・ゴルフ場を売却した鹿島が純利益243億47百万円を計上。06年3月期の通期実績(225億06百万円)を上回る数値を確保した。
各社の売上高を、期首に立てた中間期予想に対する水準でみると、大成が約46%、鹿島が約43%、清水建設が約45%、大林組が約36%。通期予想に対しては、大成が約21%、鹿島が約18%、清水が約17%、大林が約15%となっている。
利益面では、清水建設が営業利益に66億64百万円、経常利益に72億70百万円を計上し、いずれも他の3社を大きく上回った。一方、大林では営業損失、経常損失の計上となったが、大阪本店が入居する大阪大林ビルの売却益などを計上したことで、純利益に34億28百万円を確保した。第1四半期は完成物件が少なく、業績予想に対して進ちょく率が低くなる傾向にある。それでも定常的に発生する販管費の負担が重くのしかかり、利益の数値は全般的に低水準にとどまっているが、各社の業況は「おおむね予想通り」に推移しているようだ。
単体の受注高をみると、国の機関や製造業からの受注が伸びた鹿島が前年同期比4・8%増となる一方、大成が同4・3%減、清水が同13・8%減、大林が同26・3%減と減らした。
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