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矢野弘典中日本高速会社会長が就任会見 経営の根幹は品質・コスト・納期20060811建設工業
矢野弘典中日本高速道路会社会長は9日、専門紙のインタビューに応じ、就任の抱負、今後の事業運営を語った。経営の根幹は「品質、コスト、納期」とし、高速道路ネットワーク整備については「3月の『協定』で開通時期を国民と約束した。これが納期にあたる。何としても守り、少しでも早く供用したい」と意欲を示した。
矢野会長は東芝、日本経済団体連合会(経団連)専務理事を経て、6月末に就任した。「道路の建設・管理は素人。突然の要請にとまどいもあった」が、約1カ月半の間に工事事務所や現場を回り「東芝で経験したモノづくりの気風と通じるものがあり、違和感がなくなった。今は確かな手応えを感じている」。特に、長野県南部を襲った7月豪雨の復旧に立ち会い「異常事態にもきちんと対応できる現場力」を見て「その思いを強くした」と言う。
今後の事業運営については「知恵を集めて5カ年計画をつくった。PDCAサイクルを確実に回して実行するとともに、変えるべきところは変えていく」と語り「お客さまを大切にし、衆知を集め、現場主義に徹して、変革をたゆまず進め、約束を守る」ことを基本方針に挙げた。ネットワーク整備と並ぶ柱である関連事業については「1日の交通量160万台のうちサービスエリア・パーキングエリアに立ち寄るのは約11%。これを増やすため、魅力を高める方策を練り、現在約1000億円の売り上げを5カ年で約2500億円にしたい」と意欲を示し「外部の意見も聞き、地元との協力も積極的に進めたい」と語った。
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