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非破壊コンクリ強度検査 10月から数十件試行 国交省 橋梁工事対象20060817建設通信
国土交通省は、施工中の橋梁上部・下部工事を対象とした非破壊によるコンクリート強度検査を、2006年度に数十件試行する方針を固めた。早ければ10月から試行する考えだ。非破壊検査で強度不足などが確認された場合は、コンクリートをわずかに壊す微破壊検査を実施し、より精度の高い強度確認を行う。強度に問題があった場合は、補修や再施工を指示する。
同省は06年度から、コンクリートのかぶり厚、配筋を確認するための非破壊検査を橋梁上部・下部の全数で試行している。非破壊による強度検査の手法も確立され、実用段階にあることから、一層の品質確保を図るために試行導入することにした。
試行では、超音波と衝撃弾性波の2つの方法を使うことを想定。かぶり厚の検査と同様、施工者に施工すべての検査報告を求め、中間技術検査や工事完了段階で発注者側の検査員が再検査する。
国交省は、非破壊による強度検査により「現場での緊張感が生まれる」(官房技術調査課)とし、コンクリート構造物の品質向上に期待を寄せている。9月から近畿を皮切りに各地方整備局で非破壊検査の講習会を順次開き、試行に備える。
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