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和歌山県工事 出納長ら5人逮捕 談合容疑大阪地検 知事の責任問題へ20061013西日本新聞
和歌山県発注のトンネル工事をめぐる談合に関与したとして、大阪地検特捜部は12日、談合容疑で県出納長水谷聡明容疑者(60)と、木村良樹知事の知人で大阪府河内長野市の元ゴルフ場経営井山義一容疑者(55)、受注した準大手ゼネコンのハザマの執行役員ら計5人を逮捕した。水谷、井山両容疑者は容疑を否認している。
特捜部は、水谷容疑者がゼネコン側から談合で決まる受注業者の報告を受け、了承した形の官製談合事件とみて解明を進める。木村知事は同日、記者会見で事件への関与を全面的に否定したが、道義的責任を追及する声が高まるのは必至だ。
ほかに逮捕されたのはハザマの執行役員片山富雄(62)、非常勤顧問丸岡紘一(64)、大阪支店和歌山営業所長新家久男(56)の3容疑者で、丸岡、新家両容疑者は容疑を大筋で認めているという。
調べでは、水谷容疑者ら5人は2004年11月10日に実施されたトンネル工事4件のうち「国道371号(仮称平瀬トンネル)特殊改良一種工事」の入札で、大手ゼネコン大林組の顧問や他の入札参加業者らと共謀。ハザマが中心の共同企業体(JV)を受注業者とするよう調整した疑い。
水谷、井山両容疑者は「国道168号(仮称切畑1号トンネル)道路改築工事」の入札でも大林組顧問や他の業者と共謀。東急建設中心のJVが受注できるよう調整した疑いも持たれている。
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