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国交省の05年度発注工事 契約総額1・7兆円 平均落札率は一般競争で9割下回る20061027建設工業
国土交通省は26日、05年度に同省が発注した建設工事や建設コンサルタント業務の契約状況を収録した「直轄工事等契約関係資料06年度版」をまとめた。同省が05年度に発注した工事の総数は1万6919件、契約金額は1兆7053億円で、件数は前年度よりも1277件減少し、契約金額も約8100億円下回った。契約金額の大幅減は前年度に羽田空港の再拡張事業が発注されたことによる反動減が主因。コンサル関係の契約件数は164件少ない2万1372件で契約額は約28億円少ない約3468億円だった。建設工事の平均落札率は全体で92.28%(旧建設省系91.75%、港湾空港関係92.62%、北海道94.88%など)だった。
港湾空港関係を除く地方整備局の契約金額は、建設工事が約1兆1747億円となり、前年度より約1916億円減少。コンサル関係が同約38億円少ない約2492億円だった。契約件数は建設工事が978件少ない1万1663件、コンサル関係が154件減の1万4460件。
低入札価格調査制度の対象になった工事は913件で、発生比率は8・4%。前年度よりも440件増加した。調査対象のうち3件で応札者が失格になったが、いずれも入札金額のけた間違いが理由だった。
港湾空港関係を除く05年度国土交通省省直轄工事の平均落札率は91・8%と、データの公表を開始した99年度以降で最低を記録した。WTO政府調達協定対象が適用される一般競争入札だけの平均落札率を見ると、05年度は86・3%と、初めて9割を下回った。公共投資の縮小で受注競争が一段と厳しさを増している。
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