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INAX 外壁タイルはく落防止へ 目地断面をくさび状に20061027建設工業
INAXは、鹿島、東海コンクリート工業、元日本設計の馬場宏氏の協力を得て、PC(プレキャストコンクリート)板専用タイル「ウェッジタイル」を開発した。目地の断面がくさび状になるようタイル形状を加工したほか、タイル裏面の溝(裏足)を深く広くすることで、コンクリートの充てん性を改善して接着力を高めたのが特徴。一般の外装モザイクタイルと比べ、接着性能が20〜75%向上し、外壁のタイルはく落事故を防止できる。
タイルのはく落事故は、構造物の躯体と下地モルタルの接着性が弱いため、下地モルタルを含めた外壁全体で落ちることが多く、タイルだけがはく落することは少ない。
工場生産品のタイルPC板もコンクリートの充てん性を高めて施工すれば、タイルがはく落する確率は100万分の1にすぎないという。
INAXらは、タイルPC板の安全性を一層高めるため、PC板専用のタイルを開発した。通常のタイルで直角になる目地部分の断面に角度を付けたのが特徴で、コンクリートを充てんすると目地がくさび(ウェッジ)型となり、タイルの保持力が高まる仕組み=写真参照。タイルの裏あしを深く、広くしたことで、コンクリートの充てん性も高めた。さらに一般的なタイルと比べて厚さを増やし、目地の拘束力を向上させることに成功した。
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