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緑資源談合、東京地検が本格捜査へ 来週にも公取委が告発20070318読売
農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」発注の林道測量コンサルタント業務を巡る官製談合事件で、東京地検特捜部は、来週にも公正取引委員会の刑事告発を受けた上で、談合を主導した同機構理事(59)や、公益法人「林業土木コンサルタンツ」(東京)など受注4業者の担当者らについて、独占禁止法違反(不当な取引制限)の容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めた。
検察当局と公取委は来週、告発問題協議会を開き、告発対象などについて最終的な検討を行う。
関係者によると、同機構本部の森林業務部林道企画課が年度当初に、林道測量コンサルタント業務の計画を取りまとめる際、機構OBの在籍人数や過去の受注実績などを踏まえ、あらかじめ落札予定業者を決めていたという。
同機構の森林業務部の担当理事が、同部次長だった2003年4月の会議で、全国8か所の地方建設部の林道課長を集め、「落札率は93%程度が適切だ」と指示していたことなどから、公取委は、この理事らが談合を主導したとみている。
公取委は、05〜06年度の発注分について、受注件数が多い「林業土木コンサルタンツ」、「フォレステック」、公益法人「森公弘済会」、「片平エンジニアリング」(いずれも東京)の上位4業者に絞って告発するとみられる。
これまでの公取委の事情聴取に対し、同機構理事や林道企画課長、公益法人の担当者らは、いずれも談合への関与を認めている。
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