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受注工事を不正に「丸投げ」か 大阪・熊取談合事件20070123朝日
大阪府熊取町発注の町営住宅建て替え工事をめぐる入札談合事件で、北川孝人容疑者(39)=競売入札妨害(談合)容疑で逮捕=が社長を務める今勝建設(同町大久保中3丁目)が、落札した同工事を、約7千万円を差し引いた額で別の建設会社に「丸投げ」していた疑いが強いことがわかった。建設業法は、請け負った建設工事を一括して他者に請け負わせることを禁じている。府警は不透明な経緯を調べるとともに、町側の関与の有無についても調べる。
捜査2課などによると、今勝建設は06年8月22日実施の指名競争入札で、町営住宅建て替え2期工事を6億3千万円で落札。予定価格の95・9%の高い落札率だった。
同社は、町側から消費税分を加えた工費約6億6千万円を得たが、実際にはほとんど工事をせず、約7千万円を差し引いた約5億9千万円で、取引関係のある別の建設会社に工事を任せていたという。
民間調査会社などによれば、今勝建設は従業員5人で、06年5月期の売上高は約3億円。地元では、同社に建て替え工事を請け負う能力が備わっているのか疑問視する声も上がっていたという。府警は、工事発注前後の町側の業者選定や実態調査に不十分な点がなかったかも調べる。
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最近、1級建築士が不正を働き、マンションの建て替えやホテルの補強工事が行われるなど、社会問題化してきている。この背景には、1級建築士の数が増えすぎて、仕事の機会が少なくなり、ビジネスを継続する必要上、不正に手を染めたものと考えられる。
1級建築士の数は31万人、2級建築士の数は67万人と非常に多い。建築士合計で約100万人となり、国民の100人に1人は建築士と言うことになる。
年収は平均するとそこそこと言う感じであるが、売れない建築士の年収はおそらく低く、あせりがあるのであろう。
問題発生の原因には不明な部分が多いが、一時は住宅の悪質な手抜き工事が世間を騒がせたことは記憶に新しい。
業界として職業倫理のさらなる醸成が必要であると考えられる。
2012/5/18(金) 午後 8:08 [ 悪徳企業と保身公務員の被害防止 ]