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村岡・深沢地区拠点エリアの土地利用整理 湘南地区整備連絡協20090612建設工業

 神奈川県、藤沢市、鎌倉市などで構成する湘南地区整備連絡協議会は、村岡・深沢地区拠点づくりの検討調査結果をまとめた。調査では、JR東海道線大船駅〜藤沢駅間への新駅設置を前提に、新駅周辺の施設整備や広域的な道路インフラの考え方を整理した。新駅周辺は拠点形成エリアに位置づけ、商業施設や福祉施設、教育施設などの立地を想定。また、民間研究施設を中心とした企業誘致も想定している。協議会は今後、村岡地区まちづくり会議が2009年3月にもまとめるまちづくり計画案を踏まえ、地区整備計画の具体化を進める。

 まちづくりの基本的方向性では、新駅設置を契機とした拠点エリア整備や企業の研究所といった高度な知的財産の有効活用などを提示。具体的には▽駅と町をつなぐ交通結節機能の強化▽大規模用地を有効活用した利便性の高い機能導入▽大学、企業、行政が連携した高度な知的資源の活用――などを挙げている。

 交通結節点については、駅前広場、アクセス道路、JR東海道線南北間自由通路の整備などを施設整備の方向性として整理している。

 知的財産の有効活用では、既存の大学や神戸製鋼、武田薬品工業、行政の連携による新たな産学官連携の拠点形成を図る。

 都市施設整備では、新駅設置に合わせた駅前広場のほか、鉄道の利便性を向上させるための道路などが必要としている。東海道線南側には一部狭あいな道路が残され、事故や災害時の安全性強化が求められていることから、優先的に都市施設の整備を進め、安全、防災性の向上を図る。

 村岡・深沢地区のまちづくり実現に向けては、08年3月に藤沢、鎌倉の両市が国、県などの関係機関と連携して全体整備構想案をまとめている。拠点づくり検討調査は、新駅乗降客数の推計、周辺道路への影響など、全体構想案の実現に向けて必要となる基礎的事項をまとめている。

 調査では全体構想の実現に向けた課題として、拠点整備が展開されるエリアの設定や新駅も含めた土地利用パターン、周辺まちづくりに不可欠な広域道路インフラのあり方などの整理が必要としている。

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