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大成建設 超高層解体の環境負荷を最小化 新築工事を『巻き戻し再生』20100315建設工業

 大成建設は、環境に配慮した超高層ビル解体技術「テコレップシステム(巻き戻し再生工法)」の実用化に乗り出した。これまでの試設計で行ったシミュレーション結果や分析データなどを踏まえ、仮想モデルによる詳細検討に着手。解体した部材を下ろす天井クレーンで、自由落下エネルギーを利用して発電するシステムの試作機を近く製作し、実用性などを検証する予定。同システムなどの採用により、「在来工法に比べて消費電力量を30%、二酸化炭素(CO2)排出量を85%それぞれ削減できる」(開発担当者)としている。

 今回開発したテコレップシステムは、環境負荷の最小化を図りながら、超高層ビルで新築工事を巻き戻し再生するように分解する解体工法。既存屋根を有効利用して建物最上部に閉鎖空間を創出し、解体時の部材の飛散落下や粉じん、騒音・振動といった問題を改善。仮設資材の軽減も図れる。S造で高さ100メートル以上のビルを対象にしているが、「汎用性は高くオールマイティーにシステム導入が可能」(同)という。

 具体的には、油圧ジャッキを組み込んだ自動降下式屋根支柱システム、発電機能付き天井走行クレーンシステム、無支保工ブロック解体工法などを持ち寄り、1フロアごとに内部の躯体・仕上げ材、設備機器を分解し、部材を天井クレーンで室内の開口部から降ろしていく。1フロア解体後にシステム全体を自動下降させ、順次作業を進める。解体部材を搬出する際には「荷下ろし発電」を行う。回生ブレーキを介して発電する仕組みをクレーンに備え、部材の自由落下エネルギーを有効活用する。降下距離が長いほど発電効率が高まる。蓄えた電力はクレーンのほか、現場内での照明、散水、仮設機器の動力などに利用する。

 解体工事の工期は在来工法に比べて1〜1・5日程度の短縮が可能。解体部材の再利用などを徹底することで、CO2排出量の削減効果もさらに高められる見通しだ。完全閉鎖型の空間内で作業をするため、工程が天候に左右されず、24時間作業にも対応でき、工期短縮のメリットが高い。環境配慮のほか、プロジェクト全体の事業収益性が高まる工法として、積極的に技術提案していく。

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