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屋上緑化 スナゴケに注目20121115読売
環境に配慮した緑化事業に取り組む太田市上小林町の「山梅造園土木」(山田忠雄社長)が力を入れている「スナゴケ」を使った屋上緑化が注目されている。芝に比べて手入れが簡単なのが特徴で、同社では今後、関東地方の都市部を中心に普及させたい考えだ。
同社は、20年以上前から屋上緑化事業に取り組んでいるが、スナゴケへの関心が高まったのは約5年前からという。スナゴケは、ゆっくりと成長するため、芝ほどには刈り込む必要がなく、大気中から水分と養分を吸収するので土も不要。網でスナゴケを押さえたマットはボルトによって屋根に止めるため、風雨にも強いという。
同社の山田通明副社長(42)は「震災前までの3年間ほどで、都内を中心に約10件の工事を行いました」と話す。
売り上げ額は約5000万円で、約12億円という同社全体の売り上げ額に占める額は決して高くないが、夏は太陽光を遮り、冬は室温を保つ断熱効果もあるスナゴケによる屋上緑化への関心は高まり、問い合わせも増えているという。
同社では1年後の実用化を目指し、設置方法を改良した新商品を開発中で、山田副社長は「将来性はある。今後は関東一円の企業や工場をターゲットにしたい」と話している。
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