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国交省/ベトナム建設省と覚書調印/現地技能者育成・活用、業界横断で取り組み20130308建設工業
【ハノイ=遠藤奨吾】国土交通省とベトナム建設省共催の第4回日越建設会議が7日、ハノイ市で開かれ、日本の建設生産システムに習熟したベトナム人技能者の育成を進めるため、両国の業界がそれぞれ設置した協議会が具体化に向けた協力の覚書に調印した。建設需要が旺盛なベトナムで日本企業が工事を進めるのに不可欠な現地技能者を戦略的に育成・活用する環境の整備に本格着手する。こうした取り組みは世界でも例がないという。
覚書を交わしたのは、ゼネコンや専門工事業者、関連団体らで組織する日本側の「ベトナム建設人材育成推進協議会」と、政府系の建設会社や人材育成機関らが参画するベトナム側の「ベトナム建設技能および技術向上協会」。両省の幹部が立ち会い、日本式の施工方法を熟知したベトナム人技能者の育成・活用方策の具体化に一体となって取り組むことを確認した。
日本側協議会の尾形悟会長(大成建設副社長執行役員国際支店長)は「多くのベトナム人研修生が世界最高レベルの日本の建設技術を身に付け、優秀な建設技術者としてベトナムの建設業を担う人材になると同時に、われわれのベトナムでの事業の大きな力となることを期待している」とあいさつ。ベトナム側協議会のヴ・ティエン・ザオ会長(LICOGI社社長)は「人材育成に関する両国間の協力関係構築はベトナムの建設労働者にとっても自らの技能向上を図るいい機会だ。技能、労働力のレベルアップに尽力したい」と語った。
同席した国交省の日原洋文建設流通政策審議官は「両国の建設業の発展に寄与し、ウインウインの関係を構築するものだ。この取り組みが今後の両国の建設業界間交流の強固な基盤となる」と期待を表明。ベトナム建設省のトラン・ヴァン・ソン副大臣は「政府開発援助だけでなく、民間企業による協力・支援はベトナムの経済、産業に大きな役割を担っている。今回の人材育成の分野も含めて関係をさらに強固にし、建設業界のイノベーションに貢献していきたい」と述べた。
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こうした地道な取り組みが日本の競争力強化につながればよいですね。期待します。
2013/3/31(日) 午前 4:17 [ ストック型社会の研究 五十嵐健 ]