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2度目で落札者決定、武蔵野の森「五輪施設」20131025日経アーキテクチュア

 全者辞退による入札不調という事態から3カ月――。東京都は10月18日、2020年の東京五輪会場となる「武蔵野の森総合スポーツ施設」の建築工事2件の再入札を実施し、メインアリーナ棟を竹中工務店JV、サブアリーナ・プール棟を鹿島JVが落札した。予定価格の増額で金額が折り合った格好だ。

 落札額は、メインアリーナ棟が104億7690万円で落札率は99.6%(予定価格105億1085万7000円)、サブアリーナ・プール棟が71億9250万円で落札率は98.5%(予定価格72億9785万7000円)だった。

武蔵野の森総合スポーツ施設メインアリーナ棟

入札者 入札金額

竹中工務店・奥村組・株木建設・白石建設・東起業JV 104億7690万円 落札
大成建設・銭高組・第一ヒューテック・名工建設・山口建設JV 辞退

清水建設・大日本土木・巴コーポレーション・小川建設・池田建設JV 辞退

武蔵野の森総合スポーツ施設サブアリーナ・プール棟
入札者 入札金額

鹿島・東急建設・TSUCHIYA・京急建設JV 71億9250万円 落札
清水建設・共立建設・小川建設・池田建設JV 辞退

戸田建設・西松建設・林建設・相互建設JV 辞退

 入札参加者のJV構成員は上表の通り。入札参加申請をしたのは6者だったが、竹中工務店JVと鹿島JV以外の4者は入札を辞退した。1度目の入札に参加していた大林組・西武建設・南海辰村建設・林建設JVは2度目の入札参加を見送った。大林組は、1度目の入札後の日経アーキテクチュアの取材に対して、「労務費高騰や資材価格上昇の影響で、見積もり価格と予定価格が合わなかった」と答えていた。

年内にも2JVと契約見通し

 東京都は7月の全者辞退を受け、2度目の入札に向けて最新の労務単価と資材価格で再積算。予定価格は、メインアリーナ棟が8億1990万3000円増(約8.5%増)、サブアリーナ・プール棟は2億509万6500円増(約2.9%増)となった。

 また、1度目の入札で含んでいた外構工事や味の素スタジアムへの連絡橋の新設、歩道橋の移設などを除外し、一部の天井材のグレードを下げるなど仕様を見直した。工事規模や内容がダウングレードしたにもかかわらず、予定価格が上昇した形だ。

 東京都は12月に開く2013年第4回都議会で入札結果を付議し、可決されれば竹中工務店JV、鹿島JVとそれぞれ契約する。工期は17年1月31日までの予定だ。


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