|
竹中工務店、ダイヤ工業/疲労軽減ウエアを開発/建設作業員の動き分析20140916建設工業
竹中工務店は、医療用品メーカーのダイヤ工業(岡山市南区、松尾正男社長)と共同で、建設作業員向けの疲労軽減ウエアを開発した。かがむ、持ち上げる、中腰になるなど作業員の動きに合わせウエアが背中や腰、肩などの筋肉をサポート。上半身は作業特性に合わせて3種類、下半身は全作業共通で1種類を用意した。岡山大学とダイヤ工業の共同研究で、着用時に疲労軽減効果があることも確認している。
開発した「職人ダーウィン」は、適度な力で体を包み込み筋肉をサポートするコンプレッションウエアの一種。通気性と保温性に優れた素材を使用し、体温の放出・保持機能も高い。夏場は汗をかいてぬれてもすぐに乾いて体温の上昇を防ぎ、冬場には自らの体温で暖かさを保つ。
上半身向けの製品は腰や背中をサポートする「Tタイプ」、肩をサポートする「Xタイプ」と「Xβタイプ」を用意。Tタイプは前かがみ・中腰作業が楽になり、Xタイプは物を持ち上げる・支える動作や壁面施工が楽になるという。Xβタイプは作業内容に応じ背中部分のサポート力が調整できる。下半身向けの製品は脚部全体をサポートし、長時間の立ち仕事や階段の上り下り、膝の屈伸などが容易になる。
竹中工務店は、複数の現場で作業員にウエアを支給し、疲労感の変化などをヒアリングしている。慢性的な腰痛などに悩まされている現場関係者は多く、痛みなどで生産性が低下してしまうこともある。同社は、身体的な負担を軽減するツールとして、より多くの作業所で職人ダーウィンの着用を勧めたい考え。現在は男性用だけだが女性用の製品も開発するとしといる。
価格は上下セットで2万1000円。今冬の販売開始を予定しており、ダイヤ工業(電話086・282・1245)が予約を受け付けている。
|