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北工区=鹿島・清水JV/中央工区=大成・東急JV/南工区=鉄建・東急・東鉄JV/JR東日本の渋谷駅改良20150907建設通信
東日本旅客鉄道(JR東日本)が計画しているJR渋谷駅(東京都渋谷区)大規模改良の本体工事が始動する。工事は3工区に分け、北工区を鹿島・清水建設JV、中央工区を大成建設・東急建設JV、南工区を鉄建・東急建設・東鉄工業JVが担当する模様。軌道工事は、交通建設が施工する。2020年春を目指し埼京線ホームを山手線ホームの隣に移設するほか、山手線ホーム改築や駅コンコースの拡充、バリアフリー設備、東西自由通路の整備などを行う大規模プロジェクトとなる。駅施設は長期の工事となるため、段階的に整備し、全体完成は27年度を予定。総工費は約750億円を見込む。
【埼京線ホームは20年春移設】
埼京線ホームの移設は、利用者の利便性を高めるため、現在は駅南(恵比寿)側にある同ホームを北側に約350m移設し、山手線ホームと並列の位置とする。新たなホームの幅は、最大12mを計画。関係者と協議しながら、20年春を目標に整備を進める。
駅改良工事は、このほか、1階と3階部分の駅構内コンコースを拡充し、構内の混雑緩和、他社線との乗り換え動線を改善する。1、3階コンコースと山手線・埼京線各ホームを結ぶエレベーターも整備する。さらに山手線ホームを改築し、1面2線化する。ホーム幅は最大16mを計画している。1階の北側には幅22m、中央部に幅23mの自由通路も整備する。
駅改良工事の設計は、ジェイアール東日本コンサルタンツ・ジェイアール東日本建築設計事務所JV、パシフィックコンサルタンツ、日本交通技術の3者が担当している。
駅周辺では、災害に強く国際的な観光文化都市「渋谷」の実現を目的に、交通結節機能の強化や、駅の機能更新と再編、駅ビルの再開発と一体的な都市基盤の整備が進められている。今回の駅改良もこれにあわせて計画し、JR東日本では14年4月から作業ヤード整備など、駅改良の準備工事(土木=鉄建、軌道=交通建設)を進めてきた。本体工事は、国土交通省関東地方整備局が進める国道246号拡幅事業との共同事業として進めるとともに、東西に横断する自由通路の整備を渋谷駅街区土地区画整理事業と一体で進める。
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