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建コン協九州/初の女性技術者交流会開く/誰もが働きやすい職場へ取り組み検討20151030建設工業

 建設コンサルタンツ協会(建コン協)九州支部(村島正康支部長)は28日、福岡市博多区のアスクビルで初の女性技術者交流会を開いた=写真。会では女性に限らず男性や若手の技術者が共に働きやすい職場環境づくりをテーマに、育児休暇などの支援制度の活用状況や課題の洗い出しを進め、必要な取り組みなどを検討していくことを決めた。

 交流会は中長期的な担い手の確保・育成に向けた取り組みの一環。女性技術者同士のネットワークづくりと併せて、若手技術者・女性技術者の入職促進・定着に向けた課題や必要な取り組みについて意見交換し、情報発信するとともに支部活動にも反映させる。

 支部会員企業の女性技術者19人で構成し、活動期間は16年度までの2カ年を予定。将来的に常設の委員会とすることも視野に入れている。

 同日の会では委員長に岩根陽子さん(第一復建)、副委員長に柿原ゆりさん(東京建設コンサルタント)と清角知子さん(福山コンサルタント)を選出。

 意見交換も行われ、女性技術者が建設業界で働くことについて「技術でやっていきたいなら自分を鍛えるしかない。女性だからといって配慮を求めると機会が損なわれることがある」「自分から発信することが大事」「男性より頑張らないといけないところもある」「すべての仕事を男性と同じようにするのは難しい。場合によっては手伝ってもらい、他にもっとできる仕事があればそちらをすればいい」などの意見が出た。

 会の今後の進め方については、女性技術者が働きやすい職場環境づくりが、ひいては男性や若手の技術者も働きやすい職場環境づくりにつながるとの意見でおおむね一致。これをテーマに育児休暇、介護休暇など法定の支援制度や各社独自の制度の活用状況、活用に当たっての課題などを洗い出し、より働きやすくなるために必要な取り組みなどについて検討を進めることを決めた。

 同支部が会員企業の女性技術者を対象に実施したアンケートによると、出産などによる休職後に職場復帰した経験がある女性は約16%。約半数が退職を考えたことがあり、その理由についての回答の1位は「長時間労働」。仕事を継続する上での不安としては「体力面」と「家庭との両立」との回答が上位を占め、支援制度の活用状況については育児休暇や介護休暇、短時間勤務などの活用は低水準にとどまっている。


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