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ポンド急落、まだ終わらず ゴールドマンとシティ、1.20ドルまで予想20160708Sankeibiz
米国のゴールドマン・サックス・グループ、シティグループとドイツ銀行の為替取引高で上位の投資銀行3行は、英通貨ポンドの急落はまだ終わっていないとの見方を示した。
3行はポンドの対ドル相場について、6日に31年ぶりの安値を付けた後でも、さらに7〜11%下げる可能性があると分析した。
ゴールドマンとシティは英国民投票結果が経済に及ぼす影響を抑えるためイングランド銀行(英中央銀行)が利下げを実施すると見込み、1ポンド=1.20ドルまで下げると予想。ドイツ銀はさらに弱気で年末までに1.15ドルに達するとみている。
シティの主要10通貨(G10)戦略の欧州責任者、リチャード・コチノス氏(ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「問題はその水準に達するのがいつになるかだ」と発言。「ポンドが下げ止まるには長期と短期の投資家からの資金流入が大幅に増える必要があろう」と指摘した。シティはユーロマネー誌のランキングで為替取引1位。
ゴールドマンのチーフ通貨ストラテジスト、ロビン・ブルックス氏らは「英中銀の政策対応がポンド相場を押し下げるとみて、われわれは第2の下落局面があるとの見方に傾いている」と説明。向こう3カ月間に1ポンド=1.20ドルまで達すると予測した。(ブルームバーグ Lananh Nguyen、Susanne Barton)
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