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金沢市/インターナショナルブランドホテル誘致事業/オリックスグループに20160712建設工業
◇高級ホテルなど2棟総延べ5・6万平米計画
金沢市は、JR金沢駅西の市有地に誘致する「インターナショナルブランドホテル事業」の公募型プロポーザルを行い、オリックスグループを優先交渉権者に決めた。同グループが土地を取得し、「ハイアットセントリック」ブランドのホテルなどを建設する。東京オリンピック・パラリンピック前の20年春開業を目指す。グループの構成企業は非公表。
事業用地は、駅西暫定駐車場として利用されている広岡1の7424平方メートル。
同グループの提案によると、S・SRC造地下2階地上15階建てのホテル棟、RC・SRC造地下2階地上17階建てのサービスアパートメント(SA)・レジデンス棟を建設する。総延べ面積は5万6481平方メートル。
ホテル棟には、米国ホテル大手のハイアットグループが展開する最新ブランド「ハイアットセントリック」が入る。国内では、開発中の東京・銀座に次いで2番目の進出。客室は250室で、スタンダードでも面積35平方メートルを確保する。
SA・レジデンス棟「オークウッド」は、ホテル形式のサービスアパートメント109室と、高級賃貸マンション112室で構成する。
両棟をつなぐ低層部には商業施設、教会などが入る。低層部屋上を庭園にし、市民交流の場「金沢みらいの丘」を整備する。地下は300台収容の駐車場。
15年3月の北陸新幹線開業後、外国人を含め訪れる観光客が増加、市内のホテルは満室状態が目立つ。このため市は、特に不足している高級ホテルを誘致し、市全体のブランド力も高めようと、4月に事業募集を開始、6月13日から17日まで提案を受け付けた。5件の応募があり、次点はケン・コーポレーショングループだった。
今後、土地売却について8月中にオリックスグループと仮契約し、9月議会の承認を得て本契約を結ぶ。同グループは全額自己資金で施設を整備する。
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