|
MC油圧ショベル販売へ/後付け設置も可能/日本キャタピラー20160714建設通信
日本キャタピラーは、年内にマシンコントロール(MC)油圧ショベルを発売する。同社はことしの春からモデル機を製作、来月から受注できる体制を整え、年内に顧客に提供できるようにする。20tクラスの320Eに後付けすることも可能だという。MC油圧ショベルは、既にコマツが販売を始めているほか、日立建機、コベルコ建機も発売を決めている。日本キャタピラーが販売することで、大手建機メーカーすべてがMC油圧ショベルを供給することになる。
今回販売するのは、「CGC(CAT・グレード・コントロール)ウィズ・アシスト」と名付けられたシリーズ。320Eに「EH(エレクトリック・ハイドローリック)キット」を追加して電子バルブ化を行えば、マシンコントロールできるようになる。
2次元でも3次元でも対応でき、マシンガイダンス(MG)としてもMCとしても使用できる。
2次元MCでは、オペレーターがキャビン内で掘削深さを指定しオートボタンを押すだけで、刃先の深さを設計面以上掘らないようロックする。またバケット角保持機能として、操作レバーに付いているボタンを5秒押すと、その時点のバケット角度が記憶され、ブームとアームを動かしてもその角度を保つ。
3次元MCであれば、法面に小段があっても刃先を設計形状に沿ってトレースする。
セミオートマシンコントロールは、アームを引くとブームの高さとバケットの角度をを自動調整するので、オペレーターは左手の操作だけで決められた面を整形できる。すきとり作業や法面整形などで効果を発揮する。
同社は、作業時間は一般的なバックホウに比べて45%減、施工スピードはマシンガイダンスに比べて30%向上するとしている。
他のメーカーのMC油圧ショベルへの対応は、コマツがことし4月からPC−200iなどのシリーズを販売開始したほか、日立建機がZX200X−5Bを開発6月からレンタルを始め11月から販売する。コベルコ建機は、来年秋に3次元MCの提供を目指している。
|