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日建設計総合研究所/東京23区の地価評価地図作成/都市構造・都市力の変化分析20160720建設工業
日建設計総合研究所(NSRI、野原文男所長)は、東京23区を対象に都市構造・都市力の変化を多様な観点から分析・評価・把握するための「地価バリューマップ」を作成した。1平方メートル当たりの地価を10万円単位から色分けすることが可能。過去のデータと組み合わせることで、地価の推移を分かりやすくすることもできる。同社は、都市プロジェクトの有効性や施策効果を、各種ステークホルダーに提示するのに活用していく。
地価バリューマップは、同社の都市情報分析の技術を基に、オープンデータである「地価公示データ」と「都道府県地価調査データ」を活用することで作成した。マップの活用により、時代の変遷で都市構造・都市力がどのように変わってきたかを直感的に把握することが可能になる。
一定の期間での平均的な地価上昇に対する影響分析もできるほか、大規模都市開発や鉄道開業などの個別プロジェクトの実施が、土地の価値にどのような影響をもたらしたかなどについて評価することもできるようになる。
今回は東京23区を対象に作成したが、地価公示データと都道府県地価調査データさえあれば、全国で作成が可能。同様のデータが海外にもあれば、海外版も作成できる。今後、官公庁やデベロッパー、鉄道事業者などを対象にマップの活用を図っていく。
同社は、最新の都市空間情報を活用した都市情報分析の研究を行っている。これまで培ってきた都市・環境分野のソリューション能力を生かすことで、都市マネジメントに関する都市経営情報基盤の研究・構築などを積極的に進めていく方針だ。
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