社会人(建設業社員)としての基礎知識

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国交省・木原亜紀生官房審議官が就任会見/魅力発信し選ばれる産業へ20160721建設工業

 国土交通省で建設産業の担い手確保・育成などを担当する官房審議官(土地・建設産業局担当)に就任した木原亜紀生氏は20日、日刊建設工業新聞など専門紙各社と会見し、「産業間の人材獲得競争が厳しさを増す中、建設産業の魅力をいろんな場面でアピールして目を向けてもらい、選ばれる産業にならなくてはいけない」との考えを示した。社会保険加入促進をはじめ処遇改善策や、キャリアパスの「見える化」などに力を入れる方針を示した。

 木原氏は厚生労働省出身で、同省で労働行政に長く関わってきた。かじ取りを託された建設産業の人材育成・確保策について、中央建設業審議会(中建審、国土交通相の諮問機関)と社会資本整備審議会(社整審、同)合同の基本問題小委員会が6月に発表した中間取りまとめで示した「人材投資成長産業」を今後のビジョンに据え、「きめ細かな施策を着実に実行していく」と語った。

 国交省は社会保険加入について「17年度をめどに許可業者単位で100%、労働者単位で製造業並み」との目標を設定している。木原氏は「社会保険は働く方の現在と将来の生活を支えるもの。業界全体で問題意識を持って真摯(しんし)に未加入対策に取り組んでいる。人を大切にする業界ということを表している」と指摘。その上で「目標年次を目前に控え、今が業界にとって非常に重要な時期。業界の努力が実を結ぶよう行政としても力を尽くす。将来は社会保険加入が当たり前となるようしっかり取り組んでいく」と強調した。

 キャリアパスの見える化のツールとなるのが、技能者の資格や就労実績を統一ルールで蓄積する「建設キャリアアップシステム」。17年度の本格運用に向け官民で検討が進む中、木原氏は「技能や経験に見合った適正な評価と処遇改善につながる仕組み。自分の成長が処遇に反映されるとなればやる気にもつながる」と期待感を示し、より良いシステムの構築に意欲を見せた。


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