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宮内国交政務官/「連携」と「一体」で力強く/インフラメンテを加速20160805建設通信
国土交通省は、関係省庁と連携して今秋にも「インフラメンテナンス国民会議(仮称)」を立ち上げる。これに合わせて現場での工夫や優れた新技術を表彰する「インフラメンテナンス大賞(仮称)」を創設する。産官学民が一体となってインフラの老朽化対策に取り組む機運を高めることが狙い。企業や団体のビジネスベースでの活動を後押しすることにもつながるとみている。
国交省の宮内秀樹政務官は4日、各府省の政務官が参加する政務官勉強会で検討を重ねてきた『インフラメンテナンスの加速化』に関する提言内容を明らかにした。
ポイントは、インフラメンテナンス国民会議(仮称)やインフラメンテナンス大賞(仮称)の創設、ハコモノのデータベースの活用の3点。提言は7月29日に菅義偉官房長官に提出済みだという。
宮内政務官は「高度経済成長期に整備した老朽化インフラをどうメンテナンスしていくかは非常に重要な問題。そこには民間のインフラメンテナンス技術が欠かすことができない」と強調。問題意識を共有する関係各省庁に、民間企業を交えた多様なメンバーが参画するインフラメンテナンス国民会議の創設によって「(インフラの老朽化対策を)力強く前に進めていきたい」と力を込めた。
既にインフラメンテナンス大賞として総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省、国交省の6つの大臣賞の創設を決定。これに「内閣総理大臣賞の創設も要望している」という。
また、ノウハウ不足が懸念される市町村が管理する“ハコモノ”を戦略的に維持管理していくには「共通のシステムを活用してメンテナンスしていくことが重要」と指摘。官房官庁営繕部が都道府県や政令市と共同で開発した、長寿命化計画の作成をサポートするシステム『BIMMS(ビームス)』を共通基盤に「市町村の取り組みを支援していくべき」としている。
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