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国際航業/ドローンスクールに応用教習/中・上級コースを新設20160818建設工業

 国際航業は、測量・建設コンサルタント向けに5月から行っている「ドローン運航・3次元計測スクール」に応用教習コースを新設する。無人航空機(UAV)の運航に必要な基礎的な知識・技能を学ぶ現在の講習を「初級コース」に位置付け、10月にデータ加工技術などを学ぶ応用教習として「中級」と「上級」の2コースを開設する。同社は同スクールで受講し、より高いスキルを習得した地域企業と業務で積極的に連携する方針だ。

 同スクールは、ドローン(小型無人機)を活用して正確な3次元データを得るための運航方法や計測方法を習得できる日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクール。専門家が行う座学3日、実技2日の計5日の講習の修了者にはJUIDAの操縦技能証明書と安全運航管理者証明書を発行する。

 5月に開設した後は、東京と大阪の2カ所で月1回のペースで実施。8月までに56団体・企業から60人が参加し、受講希望者が後を絶たないという。このため定員10人を15人に増やし、12月までに8回の講習を行う予定だ。

 現在の講習は、▽操縦技能(法律・ルール、フライトシミュレーター、整備・点検、実技訓練など)▽安全運航管理▽3次元計測(フライトプラン作成、データ解析、計測作業の実習)−など基礎的なもので、修了者からは「応用教習(3次元計測)の講習時間を増やしてほしい」「応用教習でもっと掘り下げた内容を知りたい」との声が出ており、同社は応用教習の新設を決めた。

 応用教習のうち、中級コースは、画像データからの加工技術を学ぶ「UAV計測用自律飛行実習(地形図作成)」。具体的には、▽計測準備・踏査の実習(標定点配置計画とUAV撮影計画、現地踏査、標定点の設置と観測)▽計画に基づく自律飛行実習(撮影)▽空中三角測量の実施(カメラキャリブレーション、空中三角測量計算、3次元形状復元計算など)−を予定している。

 上級コースは「土工演習」。国の「空中写真測量(無人航空機)を用いた出来形管理要領(土工編)」に基づく測定、工事測量、出来形管理と出来形管理資料作成(出来形数量算出、出来形管理表と横断図の作成など)、出来形計測などを学んだ上で、計画に基づく自律飛行実習として標定点設置と計測を行う。

 同社は、国土交通省が生産性向上策「i−Construction」のトップランナー施策と位置付けている「ICT土工」の関連業務の発注が全国で増えるとみて、応用教習でスキルを高めた各地の企業と連携。地域からのドローン活用による測量業務の依頼に迅速、円滑に対応できる体制を整える。


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