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高砂熱学工業/新規事業開拓に注力/空調用蓄熱技術を海産物の鮮度維持に転用20160819建設工業
高砂熱学工業が、空調用の蓄熱技術で培ったノウハウを活用した新規事業に力を入れている。その一つがシャーベットアイス(シャーベット状の氷)製造技術を生かした海産物の鮮度保持。東京都江東区の東京国際展示場で17〜19日に開催されている「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催・大日本水産会)に海産物の鮮度を保つシャーベットアイスの製造装置「SIS−HF」=写真=を初出展。PR活動を展開している。
会場では、SIS−HFの実機を展示するとともに、デモ運転や長崎県平戸市の魚市場への導入事例を基に来場者に性能や使いやすさをアピール。多くの来場者の関心を集めている。
SIS−HFは、冷凍機と製氷器、貯氷タンクで構成。冷凍機と熱交換器とで0度以下まで液体状態で冷やされた過冷却状態の海水に超音波で振動を与えて過冷却状態を解除し、シャーベット状の氷を製造する。シャーベット状の氷は一般的な氷と比較して溶けやすく、冷熱を放出しやすいのが特徴で、海産物の鮮度を長時間保つことができるという。
同社は、16年度を最終年度とする3カ年中期経営計画で注力分野の一つに「新事業領域開発の推進」を掲げている。今後も新規事業領域の拡大を目指し、これまで培った技術をさらに活用していく考えだ。
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