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風力発電300万kw超す/NEDO 15年度は純増86基20160822建設通信
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が18日に発表した風力発電設備導入実績によると、総設備容量が初めて300万kWを超えた。2016年3月末時点で国内に設置されている風力発電設備は、前年比86基増(設備容量18万0730kW増)で、計2102基311万6783kWとなった。
調査は、北海道、東北、東京、北陸、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の各電力会社と電源開発から、単機出力10kW以上で総出力20kW以上の系統連系しているすべての風力発電設備について聞き取り調査し、集計した。
単年度の導入量(撤去による減少は除く)を見ると、15年度は89基18万3720kWとなった。前年度より23基5万2075kW少ないものの、11年以降では前年度に次ぐ2番目の多さとなった。撤去は、4基3030kWだった。
国産機の設備容量は、前年度比25基5万8980kW増の633基93万0143kWと過去最高で、全体に対する国産機の割合も前年比0.1ポイント増の29.8%で最も高くなっている。出力階層別の導入基数は、05年以降、2000kW以上の設備導入が進み、15年度は22基に上った。
都道府県別の風力発電導入量(設備容量順)は、青森県が230基36万5763kWで最も多く、次いで北海道が287基31万8945kW、秋田県が170基28万0990kW、鹿児島県が157基26万2305kWと続く。特に秋田県は、前年度の設備容量が21万kW程度だったものの、1年間で約28万kWにまで増えた。島根県も前年度の13万kW程度から1年で18万kW弱にまで増加した。一方で、宮城、埼玉、山梨、長野、大阪、岡山、広島、香川、宮崎の9府県は、ゼロとなっている。
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