|
大阪府都市整備部/4週8休工事試行導入/9月から土木B・C等級5〜6案件対象に20160824建設工業
大阪府都市整備部は9月公告案件から原則として1週間のうち2日は休業・現場閉所とする「4週8休モデル工事」を試行する。本年度の対象工事は土木工事B・C等級の案件で5〜6件を想定。本年度の試行状況をアンケートで把握し、来年度の試行方針を定める。試行期間は2年程度。その後の方向性は試行期間で得たデータなどを踏まえて決めるという。
同部は公共工事の品質確保の促進に関する法律(公共工事品確法)改正の趣旨を踏まえ「公共工事の品質確保とその担い手の中長期的な育成・確保」を実現するため、建設業界の若手技術者・技能労働者の離職対策や新卒者が入職しやすい職場環境づくりを支援しようと4週8休モデル工事試行を決めた。
対象案件の入札公告や特記仕様書にはモデル工事であることを明示する。1週間のうち休日とする2日間は資料整理などの事務作業も認めない。同部は施工計画書と計画工程表の作成時に受注者の休日設定を確認する。
やむを得ず休日に施工する場合は振替休工日を取得し、4週間当たり8日以上の休工日を確保しなければならない。受注者が休日作業届や工事月報(工事履行報告)を提出した時点で同部が確認する。
休日に作業が必要になったものの振替休工日の確保に努め工期内竣工を実現するための工夫や努力を行った結果、現場作業期間中の90%以上で4週8休を実施した場合、工事成績評定を行う時に加点(1〜2点)評価する。
休日の評価の最小単位を4週とし、休日作業が必要になった4週のうち90%以上で8日以上の休業・現場閉所が実施できると「達成」と評価。90%を下回ると「未達成」と判断される。
このほか受注者が4週間当たり8日以上の休工日を確保するのに有効な工夫や努力を行ったと認められた場合も加点評価する。
試行案件の受注者の状況を把握するため、現場作業完了時に休日確保の取り組みや休日作業の原因などに関するアンケートを実施する。
|