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大成建設、三菱重工メカトロシステムズ/長周期地震動対策/風用改良で制振性能2倍20160825建設通信

 大成建設と三菱重工メカトロシステムズは、超高層ビルの長周期地震動対策に適用できる屋上設置型高性能振子式大型制振装置「T−Mダンパー」を開発した。多段振り子式の風対策用TMD(チューンド・マス・ダンパー)を地震対策に適用できるよう改良し、重り(マス)の可動範囲を従来の約2倍の4mにまで広げた。

 長周期の地震動対策として採用されることが多いマスダンパーは、マスをワイヤで吊って、地震時にビルの揺れと逆方向にマスが動き、マスの揺れをオイルダンパーで減衰することで地震エネルギーを吸収する。マスの重さと可動範囲で制振性能が決まるものの、コストの問題でマスを重くすることは難しい。また、ワイヤで1つのマスを吊る「単振り子機構」では、可動範囲を広げるためにワイヤを長くする必要があるものの、屋上に設置するための高さには限界がある。マスを免震支承で支える機構でも、支承の変形度合いが小さいという課題がある。いずれもマスの可動範囲は1−2mが限度という。

 同社の風対策用TMDを改良した「T−Mダンパー」は、隣り合うフレームの上下をワイヤで連結して、地震時には重りの動きにあわせて各フレームも連動し、フレーム間に設置したオイルダンパーで揺れを吸収する。高さを上げなくてもマスの振り幅を大きくできるため、単振り子式と同等の高さのまま、可動範囲を約2倍に当たる4mにまで広げられた。可動範囲が広いため、マスの重量は300−500tと、従来技術より軽くできた。制振性能(単位・重量×可動範囲)は、既存技術の約2倍以上となる1台当たり1200t・mを実現した。性能の向上で、必要設置台数が減らせるほか、既存躯体の補強も最小限ですむ。

 同社では、既に直下型地震など広範な地震動に効果を発揮する制振技術「T−RESPO構法」を展開しており、超高層オフィスの長周期地震動対策用の「T−Mダンパー」を制振技術ラインアップに加え、新築・改築に限らずニーズに応じて提案する。


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