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アミタ/17年からマレーシアでリサイクル事業/産廃をセメント原燃料に加工し販売20160829建設工業

 廃棄物リサイクルのアミタホールディングスの事業会社・アミタ(東京都千代田区、佐藤博之社長)は、マレーシアに進出する。現地の大手コングロマリット・ベルジャヤグループと昨年末に設立したジョイントベンチャー(JV)がリサイクル工場を建設し、17年中に稼働させる。同国の製造業から排出される産業廃棄物を受け入れてセメント原燃料に加工し、同国のセメントメーカーに販売する計画。アミタホールディングスとしては、台湾に続く海外2カ所目の工場新設となる。

 マレーシアは「第9次マレーシア計画」(06〜10年)で、20年までに廃棄物のリサイクル率を22%にすることや有害廃棄物の再生利用の推進を目標に掲げている。包括的で費用対効果の高い廃棄物処理の確立や3R(リデュース・リユース・リサイクル)を優先する方針も示し、廃棄物の削減やリサイクルを自国の成長戦略で重要視している。ただ、リサイクル可能な廃棄物も焼却・埋め立てするケースが多く、資源循環が進まない要因になっているという。

 そこでアミタは、マレーシアで産業廃棄物の100%リサイクルサービスを本格的に開始するため、15年7月に現地法人を設立。同国でのリサイクル工場建設などを視野に、同12月にベルジャヤグループの環境事業会社とのJVで「アミタ ケーユービー ベルジャヤ キタール」(AKBK)を立ち上げた。

 AKBKが新設する工場では、製造業から排水処理汚泥、焼却灰、灰触媒を受け入れ、アミタ独自の調合技術でセメント原燃料に加工する。

 アミタホールディングスは、今年スタートさせた中期3カ年計画で、海外事業の売上高拡大を目標の一つに設定。今年3月に初の海外工場を台湾に開設した。太陽電池メーカーから回収したシリコンスラリー廃液を金属シリコンと再生クーラントにリサイクルして販売する事業を展開し、18年までの3年間累計で売上高11億20百万円を見込んでいる。パラオなどでも事業化に向けた調査を進めている。

 アミタホールディングスの15年12月期の連結業績は、売上高45億57百万円、営業利益8百万円、経常損失10百万円、純損失99百万円。


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