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竹中工務店/16年1〜6月期決算/受注高5・6%増5049億円20160830建設工業
竹中工務店は29日、16年1〜6月期決算を発表した。国内事業が中心となる単体の建設受注高は前年同期比5・6%増の5049億円と好調。現地法人が中心の海外事業の受注高は79・0%減の158億円と大幅に減少したが、竹中土木などグループ会社の受注も好調だったことから、連結ベースの受注高も5・9%増の6211億円と高水準を維持した。
完成工事総利益(粗利益)率(単体)は前年同期を3・1ポイント上回る11・2%となった。完成工事高に占める自社設計の割合が67・2%(前年同期比0・9ポイント上昇)に高まり、「フロントローディングを進められたことが採算性の改善につながった」(関谷哲也執行役員経営企画室長)としている。今期の受注高では自社設計比率が78・2%(17・8ポイント上昇)とさらに高く、今後も一層の採算改善が見込めるという。
海外受注高の大幅減は為替変動の影響もあるが、アジアを中心に現地通貨ベースでも359億円減少。今後は、従来の主力だった日系企業の生産施設以外に非日系企業や住宅、オフィス、商業関連などへの営業も強化する方針だ。
16年12月期は連結ベースで売上高1兆2390億円(前期比3・5%減)、営業利益785億円(31・1%増)と予想。単体の建設受注高は9800億円(0・1%減)、粗利益率は10・9%(2・3ポイント上昇)と見込んでいる。
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