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日本道路/アスファルト混合物の新試験機導入/耐流動性を的確に評価20160830建設工業
日本道路は、アスファルト混合物の耐流動性をより的確に評価するため、「ハンバーグホイールトラッキング試験機」を約900万円を投じて導入した。海外では標準的に用いられている試験機だが、国内での導入は業界初。他社に先んじて導入することで、高耐久性能を有するアスファルト混合物の開発促進を目指す。
ハンバーグホイールトラッキング試験機は、従来のホイールトラッキング試験機と同様、アスファルト混合物の供試体の上に試験タイヤを一定回数走らせて変形量を測定する。違いは▽タイヤの走行速度▽タイヤを介した荷重の大きさ▽試験温度▽供試体の寸法−など。
試験の際は、タイヤ通過回数1万回時の変形量を対象とする。従来手法は2520回と約4分の1にとどまるため、より詳細な評価が可能になる。従来が試験開始後45分と60分の変形量の差だけに注目するのに対し、ハンバーグホイールトラッキング試験機は試験開始前後の供試体そのものの変形量に着目するため、第三者が確認した時に試験結果が分かりやすいという利点もある。
水に浸かった状態で試験が行えるのも特徴で、耐水性や剥離抵抗性といった性能の評価も可能となる。ハンバーグホイールトラッキング試験機は世界標準試験機のため、海外で論文発表をする時などにそのままの試験結果を用いることもできるようになる。
高耐久性を持つアスファルト混合物は、バスターミナルや港湾施設、物流施設、一般道路の交差点など、交通量の多い場所や重量のある車両が行き来する場所に適しているが、経過時間によってたわみやへこみが発生してしまうこともある。今回導入した試験機を使うことで、従来の試験では評価し切れなかった高耐久性を持つ商品の開発につなげる考えだ。
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