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万葉倶楽部ら/千客万来施設6街区整備(東京都江東区)/施工は石井工務店と五洋建設20160912建設工業
東京都の豊洲市場(江東区豊洲6)の隣接地で万葉倶楽部を代表としたグループが計画している大型商業施設「千客万来施設(6街区)」の施工者が明らかになった。木造部分の施工を石井工務店(静岡県熱海市)、その他の部分を五洋建設がそれぞれ担当する。設計は万葉倶楽部の設計部門が担当。17年1月に着工する予定。敷地の液状化対策を実施した後、本体工事に移る。築地市場の移転が延期となり、移転先である豊洲市場も11月7日の開場が中止となったが、千客万来施設の整備は計画通り進める。
千客万来施設は、豊洲市場の建設地のうち青果棟がある5街区と、水産仲卸売場棟がある6街区に整備する大型商業施設。都は14年2月に飲食店「すしざんまい」を展開する喜代村を代表とするグループを整備・運営事業予定者に選定したが、喜代村側が採算確保が難しいことなどを理由に辞退。都は6街区を先行整備する方針に変更し、再公募を行った。3月に万葉倶楽部グループを事業予定者に決め、6月に基本協定を交わした。
6街区の千客万来施設の整備事業は、▽商業▽温泉・ホテル−の2ゾーンに分けて進める。都によると、現在は17年1月の着工に向け、施設設計、関係機関との協議、工程の精査などを行っているという。
商業ゾーンの施設は地下2階地上3階建て延べ1万9200平方メートルの規模。江戸の街並みを再現した飲食・物販店舗などを展開する。温泉・ホテルゾーンの施設規模は地下2階地上10階建て延べ2万2700平方メートル。24時間営業の温泉・ホテルなどで構成する。
築地市場の移転延期の影響について、都は「整備スケジュールに変更はない」としている。当初計画通り18年8月に商業ゾーン、19年8月に残る温泉・ホテルゾーンのオープンを目指す。
5街区の千客万来施設の建設予定地については、18年7月までイベントスペースなどとして暫定活用する方針。同街区での千客万来施設の整備スケジュールはまだ決まっていない。
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