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都市部トンネルに矩形断面提案強化/地下通路、立体交差道路へ/鹿島20160914建設通信
鹿島は、都市部における地下利用やトンネル構築の需要拡大をにらみ、矩形断面の掘削4技術を「バーサタイルボックス工法」に位置付け、積極的な技術提案に乗り出す。渋滞緩和の道路立体交差に加え、再開発プロジェクトと地下鉄の連絡通路など難易度の高い施工が求められる中、保有技術を取りそろえ、施工の最適化につなげる。海外でも需要拡大が見込まれ、国内外ともに提案を加速させる。
対象技術は、断面縦横比の自由度が高いワギング・カッタ・シールド、複合円形トンネルの合理化施工に優れたEX−MAC、硬質地盤や地中障害物切削に強みを発揮するアポロカッター、先行ルーフ掘削で地盤沈下抑制も実現できるR−SWINGの4工法。矩形断面による掘削土量の抑制効果が期待でき、適用実績は計7件。施工中も含めれば10件に達する。
バーサタイルボックスには「多芸で多彩な矩形シールド」(齋藤茂土木管理本部土木工務部都市グループ長)という意味を込めた。都市部では地下鉄、連続立体交差、連絡通路など多様な用途に加え、掘削断面の大きさも異なる。土かぶりや硬質地盤など施工条件に見合った最適な工法を選択する必要があり、技術メニューとして取りそろえた。
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