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鹿島/都市部向け矩形断面トンネル工法拡充/用途・施工条件に応じ最適提案20160914建設工業
鹿島は、都市部の矩形断面トンネルを非開削で施工する工法のラインナップを拡充した。これまでシールドマシンを使う「ワギング・カッタ・シールド工法」「EX−MAC工法」「アポロカッター工法」の3工法を保有していたが、新たに揺動型掘削機での推進工法「R−SWING工法」を追加。これら4工法の総称を「VERSATILE BOX(バーサタイルボックス)工法」とし、用途・施工条件に応じて適切な工法を提案していく。
R−SWING工法は、発進・到達立て坑の用地確保が難しく、土かぶりの小さな工事に有効。地下鉄日比谷駅と現在建設中の新日比谷ビル間の連絡通路約40メートルの施工に導入し、5月から約3カ月で完成させた。都心の再開発プロジェクトでは、ビルに入るテナントの利便性を向上させるため、駅とビルを地下通路でつなぐ需要が高まっており、こうしたニーズに応えていく。
既存シールド工法のうち、ワギング・カッタ・シールド工法は、カッターヘッドを車のワイパーのように揺れ動かせて掘り進めるのが特徴。掘削機構がシンプルなため、自由度の高い縦横比の選択が可能となる。アポロカッター工法は、従来の大断面シールドに比べカッター部分が小さく、高速で回転するため、硬質地盤や地中障害物の切削で威力を発揮する。EX−MAC工法は、矩形隅角部を伸縮カッターで効率よく切削でき、特に横幅が長い複線の鉄道・道路トンネルに適しているという。
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