|
協和エクシオ/新規事業領域の取り組み加速/売上高1000億円規模狙う20160914建設工業
協和エクシオは、5カ年中期経営計画(16〜20年度)の目標達成に向け、新規事業領域での取り組みを加速している。新規事業の対象は▽クラウド・セキュリティー▽新エネルギー▽グローバル▽ジオソリューション−の4分野。システムソリューション部門の売上高を5年間で1000億円(16年3月期実績373億円)まで伸ばし、売上高全体に占める割合を25%(同13%)に引き上げる。中計の最終年度に連結売上高4000億円、営業利益300億円を達成したい考えだ。
同社は4分野のうちクラウド・セキュリティーとジオソリューションを、大幅な成長が見込める分野に位置付けている。クラウド・セキュリティー分野では、既存のICT(情報通信技術)とクラウドを組み合わせたサービスを展開するため、18年度までにグループ全体で2000人の専門技術者を育成する。日本マイクロソフトと連携し、同社が提供するクラウドサービスのソフトウエア「Office365」などに対応したトレーニングを実施。マイクロソフトのクラウドを利用する顧客対象に、サービス需要を開拓する。
ジオソリューション分野は2020年東京五輪に向け、屋内外の空間測位と地図情報を組み合わせた新しいサービスを、行政機関や企業、一般消費者に提供したい考え。地図情報サービスなどを提供するアプリケーションの企画・開発・販売を手掛ける子会社を中核に、アプリの開発・提供などに取り組む。
既に実用化しているスマートフォン・タブレット向け観光防災総合アプリで培った技術と設置に制約が少ないビーコン(電波発信機)の技術を融合させることで、GPS(全地球測位システム)では正確に位置が把握できない屋内や地下でも、自分のいる場所を把握できるようになる。IoT(モノのインターネット)も事業化が可能な領域を探していく。
|