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台風被害/JR北海道/石勝線・根室線トマム〜芽室間、流出橋梁再建に3カ月20160920建設工業
JR北海道は14日、8月下旬からの4連続台風で被害を受けた鉄道施設の復旧見通しをまとめた。現在不通となっているのは根室線など4路線。橋梁が流出した石勝線・根室線では3カ月程度での復旧を目指す予定。根室線の富良野〜新得間は損傷箇所が復旧作業の困難な山間部となっているため、復旧の見通しは立っていない。
石勝線・根室線のトマム〜芽室間では、下新得川橋梁(延長31メートル)、第1佐幌川橋梁(52メートル)、清水川橋梁(33メートル)の3本が流出した。このほか芽室川橋梁の路盤の流出や土砂流入、線路流出、護岸の崩壊といった大規模な損壊が12カ所で確認された。
流出した橋梁の再建には概ね3カ月程度の期間を見込んでいる。
橋梁の再建に当たっては、国や道などの河川管理者が河川改修を行う場合は、改修内容が決定した後に橋梁や橋台の形状を決める流れとなる。橋桁の製作や調達については現在調整を進めている。
根室線の富良野〜新得間のうち、富良野〜東鹿越間は、幾寅川橋梁の護岸が流出するなどの被害があった。既に復旧工事に着手しており10月中旬の運転再開を目指す。
設備の損壊が著しかった幾寅〜新得間は、線路への取り付け道路がない山間部を通っていることなどから、復旧の見通しは未定としている。
石北線上川〜白滝間では路盤の流出、盛り土の崩壊などの被害があった。現在、護岸工事が順調に進んでいることから、10月上旬には応急復旧工事が完了し、運転を再開する見通しだ。
日高線は苫小牧〜鵡川間と、鵡川〜様似間の2区間が護岸の倒壊などで不通となっている。苫小牧〜鵡川間は月内にも運転を再開する。台風被害を受ける以前から不通となっていた鵡川〜様似間は、路線の維持に向けて地元自治体と協議する方針だ。
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