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連結経営で受注1500億/佐藤工業/新計画を1年前倒し20160928建設通信
佐藤工業は、2017年6月期から3カ年の新中期経営計画を発表した。事業環境の変化を踏まえ、1年前倒しで新計画に移行し、グループ経営への転換を柱に「自立に向けた基盤事業の質的強化」をテーマに掲げた。計画最終の19年6月期は連結受注高で1500億円、売上高で1534億円を設定、営業利益を49億円とし、営業利益率3.2%を目指す。
27日の16年6月期株主総会後に富山市の本店で記者会見した宮本雅文社長は連結経営への移行について「社内統制を強化し、人的資源の配分を分かりやすく進めるため」とした。
新計画は、技術力・提案力・競争力の強化とともに、徹底したフロントローディング・オペレーションを実行する方針で、事業領域拡充と新事業展開、企業基盤強化も進める。宮本社長は「当初は3年間のローリングで計画を進める予定だったが、国内事業環境の変化が大きく、今期(17年6月期)から3カ年の新計画に移行することを決断した」と明かした。
直近の16年6月期決算は単体ベースで減収減益となった。売上高は7.8%減の1316億円、営業利益は40.0%減の6億円と苦戦。計画初年度となる17年6月期には売上高を1440億円、営業利益を27億円に引き上げる。
経営の目安にしていた営業利益率2.0%については単体ベースで、17年6月期に1.8%、19年6月期には3.0%を達成する道筋を描く。「成長には最低でも3.0%台の確保が欠かせない」とした。計画最終の単体決算は受注高が1360億円、売上高が1390億円、営業利益は43億円を見込む。
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