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LIXIL/リフォーム事業戦略を発表/瀬戸欣哉社長「顧客の声に迅速対応」20161003建設工業
LIXILは、リフォームの事業展開を強化する。9月30日に瀬戸欣哉社長が記者会見し、顧客からの見積もり依頼などに迅速に対応するための体制を整えるなど事業戦略を発表した。きめ細かな素早いサービスでリフォーム需要の取り込みを狙う。
同社が運営する顧客と施工業者のマッチングサイトでは、50万円未満の比較的小規模なリフォームの申し込み件数が全体の約40%を占めているにもかかわらず、そのうちの20%以上は職人不足などを原因に施工業者による応札が無い状況だという。
こうした状況に対応するため、同社が認定したホームビルダーや施工店をリフォームサービスショップに登録し、全国に施工業者のネットワークを構築。顧客の声に素早く反応できる仕組みを作る。現在サービスショップに認定されている店舗は500店だが、今後1200店まで広げていく。
顧客に伝わりづらかったリフォーム費用の明朗化も進める。これまでは施工業者が顧客の住宅まで出向き、工事費を含めた全体の費用を算出していたが、あらかじめ参考価格例をホームページに明示する。これにより、業者に確認することなくおおよその費用を把握できるようになる。明確な見積もりが欲しい場合は、サービスショップに問い合わせると3日以内に返答が来る。
リフォーム事業戦略の初弾として、1日で施工が完了する同社製品の内窓「インプラス」と玄関ドア「リシェント」を展開していく。1日で施工できる分かりやすさを示すため2製品を対象としていたが、今後は水回り製品やエクステリア製品など幅広い製品を対象にしていくという。
瀬戸社長は記者会見で「これまで小規模のリフォームを請け負いきれなかったのは業界全体の問題だ」と指摘。その上で「省施工・短工期で施工が可能な製品を展開し、職人不足にも対応していく」と述べた。リフォーム需要の取り込みに関しては、「市場全体の約40%を占める50万円未満の小規模リフォームに着実に対応し、中規模・大規模なリフォームにつなげていきたい」との考えを示した。
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