|
年末商戦、アップル追い風 サムスン「ノート7」生産終了 グーグル「ピクセル」にも脚光20161012Sankeibiz
韓国サムスン電子が主力スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産終了を決めたことで、数百万人の高級スマホ購入者は他社製品に目を向けることになる。
明らかな代替候補はアップルの「iPhone(アイフォーン)7」だが、グーグルの新製品「ピクセル」も追い風を受ける可能性がある。
クリスマス商戦は携帯電話を買い換える人が多いことから、サムスン製品の空白をアップルやグーグルが埋める機会となりそうだ。
サムスン製品ユーザーで、基本ソフト(OS)にアンドロイドを搭載する他社スマホを探す人にはグーグルのピクセルは特に魅力的かもしれない。
アトランティック・エクイティーズのアナリスト、ジェームズ・コードウェル氏は「大画面機種にシフトしている。ノート7の問題があっただけに、大画面機種市場での競争は減り、アイフォーン7プラスには明らかに大きなチャンスだ」と指摘。グーグルのピクセルについても「高級機種市場で対峙(たいじ)する競争相手が突如、非常に限られたことになる」と付け加えた。
AT&Tやボーダフォン・グループ、TモバイルUS、スプリント、ベライゾン・コミュニケーションズ、オーストラリアのテルストラは、安全と考えられていた交換後のノート7の問題が伝えられ、同製品の販売を停止していた。700ドル(約7万2700円)以上の高級スマホ市場ではこれまで、サムスンとアップルがシェアを分けていた。サムスンは重要な年末商戦に大画面の新製品を欠いた形で臨むことになり、アップルには追い風となる。(ブルームバーグ Jing Cao)
|