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ゼネコンのBIMモデル合意が拡大/打ち合わせ、図面作成を早期化/日建連発表会で浮き彫り20161017建設通信

 ゼネコンの施工現場でBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の3次元モデルを使い、図面などの合意事項を決定する「BIMモデル合意」に取り組む事例が拡大してきた。専門工事会社を含む現場関係者が集う調整会議などの場で3次元モデルを共有し、打ち合わせ時間の短縮や図面作成の早期化に結び付けることが狙い。ゼネコンのBIM導入が拡大する中、生産性向上につながる取り組みとして、BIMモデル合意は一気に広がりそうだ。

 日本建設業連合会が14日に東京都内で開いた施工BIM事例発表会では13社のうち大林組、鹿島、清水建設、大成建設、竹中工務店、前田建設の6社でBIMモデル合意の実績が紹介された。合意場所は外装納まり、鉄骨製作、鉄骨と設備の調整など多様な工種にわたる。

 発表会で「施工BIMの現状と課題」をテーマに講演したBIM専門部会専門工事会社BIM連携WGリーダーの曽根巨充氏は「BIMモデルで承認まで行うことを究極な形と考えているが、現段階ではモデルを使って調整を図り、最終的には図面で承認を行うBIMモデル合意の流れが出てきた」と説明する。

 これまでゼネコンは、設計から施工までの一気通貫で導入するフルBIMを目指してきたが、施工段階から部分的にBIMを活用するだけでも導入効果を十分に得ることができると、施工段階での導入に力を注ぐ流れが主流になっている。そのためには専門工事会社を含めた現場関係者同士の連携が不可欠となり、連携WG(ワーキンググループ)では現場内の連携効果を引き出す手段としてBIMモデル合意の必要性を訴えてきた。

 モデル合意を実現する現場では、BIMの導入目的を明確に定め、専門工事会社と密な情報共有を行い、その目的に向かって連携する流れが実現している。曽根氏は「BIMの大きなメリットに見える化がある。これまでの2次元ベースの合意では細かな部分の確認に時間がかかっていた。BIMモデルを使うことで合意のスピードは格段に早まる」と説明する。

 モデル合意の現場事例では、BIMで合意するものと図面で合意するものを整理してルール化するケースがあるなど、ゼネコン各社は独自のやり方で合意を実現している。専門工事会社とのBIM連携が不可欠であることから、現場によっては専門工事会社が対応できずに実現できないケースもあるが、設備や鉄骨の専門工事会社を中心にBIMに取り組む企業も多く、それがBIMモデル合意の流れを後押ししている。

 連携WGではモデル合意を実現するため、元請企業が基本となるBIMモデルを提供した上で、モデルでどこまで検討するかを現場内で明確化することを前提としている。調査事例79件のうち、41件が干渉チェックなどの納まり調整を連携のメリットに挙げている。BIMモデル合意については4件にとどまるが、既に実現した企業の大半がモデル合意に連携効果を見いだしている格好だ。

 発表会は大手・準大手ゼネコンの最新事例が紹介されるとあって、日建連会員企業のBIM担当者を中心に約200人が来場した。


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