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大阪市、JR西日本/東海道支線地下化・新駅設置(大阪市北区〜福島区)全工区が着工20161028建設工業
◇10月28日に駅部工区起工/新駅開業は23年3月
大阪市とJR西日本がJR大阪駅北側に広がる、うめきた2期エリアで進める総延長約2・4キロの東海道支線地下化・新駅設置事業(北区豊崎〜福島区福島)が28日、全工区の着工を迎えた。9月に工事契約した最後発の駅部工区(仮称・北梅田駅)の工事がスタート。他工区は15年11月から工事を始めており、現在地上にある同支線を地下新線に切り替え、新駅を開業するのは23年3月を予定している。
同事業は、うめきた2期区域の基盤整備プロジェクト。現在の同支線の梅田一番踏切や高さ制限のある道路2カ所の撤去によって、踏切事故や渋滞をなくせ、鉄道で分断されているまちの一体利用も可能になる。
市が実施する地下化事業区間のうち新大阪駅側の約0・4キロと西九条駅側の約0・3キロは掘割区間。中間部約1・68キロのトンネル区間は開削工法で施工する。トンネル区間のうち約1キロの新駅事業はJR西日本が担う。
工事は新大阪駅方面側から北1工区は奥村組・鉄建JV、北2工区は錢高組・西松建設JV、北3工区は鴻池組・前田建設JV、駅部工区は大鉄工業・清水建設JV、南1工区は大林組・淺沼組JV、南2工区は大成建設・大鉄工業JVが施工。
27日には北2工区(延長約300メートル)が報道関係者に公開された。同工区は上下水道などのライフラインが埋設されていたため切り回しが必要になり、15年11月に先行着手。SMW工法で連続壁を造り掘削し、切梁を掛けてコンクリート工事に着手した。
深さ・幅とも12メートルを掘削し、外寸が高さ7メートル、幅11・5メートルのコンクリートボックストンネルを構築中。同工区の進ちょく率は15%。
事業の意義について「大阪・梅田と関西国際空港が特急はるかでつながるため、さらにインバウンド(訪日外国人旅行者)を誘発できる」(桐畑修一JR西日本大阪工事所所長)などと説明している。
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