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国交省/インフラ海外展開行動計画の改定着手/トルコダーダネルス海峡大橋事業に照準20161117建設工業
国土交通省は3月に初めて決定した「インフラシステム海外展開行動計画」の改定作業に着手した。インフラ整備需要が旺盛な地域・国別に日本企業の受注が見込める最新の有力プロジェクトを整理し、官民でより戦略的に受注を働き掛けていく狙い。特に日本企業の受注を後押しするプロジェクトとして、アジア〜欧州大陸間をつなぐトルコのダーダネルス海峡大橋整備事業を挙げた。
行動計画の改定は、15日に開かれた局長級の幹部でつくる国際政策推進本部(本部長・石井啓一国交相)の会合で石井国交相が指示した。
改定計画では、政府として日本企業の受注を働き掛ける最新のプロジェクトを列挙する。先月にトルコ政府が事業者を選ぶ入札を公示したダーダネルス海峡大橋を含む高速道路整備事業を盛り込む予定だ。事業手法にはBOT(建設・運営・譲渡)方式が採用される。ダーダネルス海峡大橋は完成すれば世界最長のつり橋になる見通しだ。
このほか、日本企業の受注を目指す主なプロジェクトとして、日本の新幹線システムが採用されるインドのムンバイ〜アーメダバード間の高速鉄道整備事業や、年内にも設計案が固まるベトナムのロンタイン新空港建設・運営事業、17年にも入札が行われるウクライナのボルトニッチ下水処理場改修事業なども盛り込む予定だ。改定計画は来年3月までに決定する。
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