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鹿島/戻りコンを再利用/資源循環型社会に貢献20161125建設通信

 鹿島は三和石産(神奈川県藤沢市、中田泰司社長)、東海大学笠井哲郎教授と共同で戻りコンクリートを使用したコンクリート「エコクリートR3」を開発した。既に三和石産とグループ会社のリコーン(川崎市)が生産を開始しており、プレキャスト部材や生コンクリートに活用する。鹿島技術研究所建築生産グループ長主席研究員の閑田徹志氏は「大きなコスト減につながる技術ではない」としながらも、毎年400万tとされる戻りコンの再利用は「資源循環型社会の実現に大きく貢献できる」と語った。

 「エコクリートR3」は、脱水処理した戻りコンのスラッジを分級、乾燥、粉砕した「Cem R3(セムアールスリー)」と普通セメントを併用して製造する。エコクリートR3の用途は普通セメントの含有率で区別しており、Cem R3を2−30%使用する「低含有型」は生コンとプレキャスト部材、90−95%使用する「高含有型」はコンクリート2次製品や床スラブなどプレキャスト部材に適用する。「低含有型」は既に鹿島の一部現場で仮設材に使用しており、今後は本設への適用も検討していく。

 これまで高品質の再生セメントを実現するには短時間で戻りコンを処理する必要があったが、今回新たに強度に影響を与えずに水和反応を抑制する添加剤を開発し処理時間の制限を緩和した。品質は比表面積試験で管理し強度が効果的に発現する「比表面積8000平方cm/グラム以下」のものを製品として使用するほか、日本建築総合試験所の技術証明を取得しJIS適合を担保した。

 鹿島は2013年に発表した『鹿島環境ビジョン:トリプルゼロ2050』で「主要資材での再生材利用率60%以上」を30年までの目標に掲げたが、現在セメント・コンクリートの再生材使用率は約20%程度にとどまる。今後は「エコクリートR3」の生産を全国に広げ、再生材利用率をさらに高める方針だ。関田氏は「(将来的には)プレキャスト部材の地産地消を実現したい」と意気込みを語った。


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